発達にはまず運動
子どもの発達段階は、大きい運動(粗大運動)から、小さい運動(微細運動)へと身についていきます。様々な身体の動かし方を知ることで、学力にも影響を与えることが近年の研究から分かっています。
また運動プログラムを通して対人関係や社会性(ルール・マナー)を学び、楽しく継続できる環境づくりを行い、その子が持つ能力を最大限に伸ばしてあげたいと考えています。
日々の不安・人間関係など、子どももストレスによって抑圧されると、様々な身体症状を訴えるばかりでなく、心の発達にも大きな影響を及ぼします。遊びやスポーツを通じて、ストレスを発散すると同時に、がんばれる力や自信が心の豊かさを育んでくれるのです。
学習の基本となるのは読み書きです。『読み』には目からの情報を脳で処理する『視覚認知能力』が必要になってきます。『書く』という能力は指先の微細運動にあたります。発達段階で大きな運動→小さな運動と身につけていく中で、学習能力にもアプローチできます。
運動能力にかかわる神経系統の成長は8歳までに80%、12歳までに100%に達します。100%に達するまでの4~12歳までの間に神経系統へ刺激を与え、いろいろな運動をさせることは運動能力の向上に大きく役立ちます。このゴールデンエイジ期間での運動は重要です。
大切にしていること
”自分らしく” を大切に
子どもたちの特性に合わせた支援を通じて、子どもたちが「自分らしく」でいられることを一番に考え支援します。バランスのとれた自尊感情を育み、学校や社会生活を営む上での困難を軽減し、すくすくと育っていくための環境を作っていくことを目的とします。