社交性の向上と言語能力の発達を「聞くトレーニング」で伸ばす

 

赤ちゃんは自分への語り掛けや周囲の会話を聞くことで、少しずつ言語や話し方を習得しています。お子様の成長とともに、雑談が苦手・説明が苦手・会話のキャッチボールが苦手といった特徴が顕著になると、話し方やコミュニケーションについて学ぶ機会を増やしてあげたいと感じるかもしれません。しかしその前に伸ばさなければならない能力は「聞く力」です。
ことばに関する成長が緩やかな要因のひとつに、脳の働き方が違うため人への関心が薄いことがあげられます。興味のないことは聞いていないため、必然的にことばを獲得する機会が少なくなっているのです。
「聞くトレーニング」では次の2つのことを目標にしています。
①ことばを耳に入れる機会を増やす
②聞いている姿勢を相手に見せることを習慣化する
聞く力を伸ばすことで、語彙力や文章力を高めながら社交性の向上へと繋げていきましょう。

 

発声・発音練習とスピーチレッスン

 

声を出す上で最も重要なのは、きちんと相手に伝わることです。
伝えることを意識した発声方法を習得するためには、自分の声を知ることが大切です。言語聴覚士とは違った角度から「口をすぼめた音を正しく発音する」「聞き取りやすい声を出す」など、相手に伝わることを意識した声の出し方を練習しましょう。
声を出すことや自分の声を聞くことに慣れると、声のボリューム調整も習得しやすくなります。
進学・就労に向けた個別面接トレーニングも可能です。個性に応じたプログラムで負担なく取り組めるよう指導員の先生方と連携を取りながら進めていきます。

 

このレッスンを通して・・・

 

私たちはひとりひとり違います。コミュニケーションを取るときは「相手は自分とは違う」「わかりあえないことがある」という現実を理解することが大切です。その現実を知らなければ、他人と
の関わりで傷ついたり失敗する場面が増えます。それは定型発達のお子様も発達障害のあるお子様も、私たち大人も同じです。コミュニケーション能力が高いということは、価値観の違うさまざまな相手に興味を持ちの話を聞けるということなのです。

人は社会のなかで他人と関わり合いながら生活しています。ストレスも多くあります。
伝える力と聞く力を伸ばし発達の土台を整えることで、社会参加がしやすくなったり、本人や周囲が少しでも柔らかな気持ちになれるようサポートしていきたいと考えています。

 

話し方講師 宮本幸子(伝わる話し方教室アカルコア